簡単な運動で、怖い内臓脂肪を燃焼させよう

身体につく脂肪には、おもに皮下脂肪と内臓脂肪があります。

 

このうち皮下脂肪にはその脂肪の細胞自体から、動脈硬化を抑制し、インスリン抵抗性を減少させる物質が分泌されているので、ある程度ついても健康に問題はありませんが、内臓脂肪の場合そのような物質は分泌されないばかりか、逆に高血圧や高血糖、脂質異常症など、動脈硬化のリスクを高める複数の物質が分泌されますという、恐ろしい事実があります。

 

ですので、内臓脂肪は健康のためにできる限り燃焼させ、少なくしていったほうがいいのですが、あまり難しいことをしようとしても続きませんので、ここでは簡単にできる、内臓脂肪の燃やし方についてご紹介します。

 

一番効果があるのは、「有酸素運動」です。有酸素運動というと、ジョギングやヨガや、エクササイズなどを思い浮かべて、ちょっとハードルが高いような気がしますが、「散歩=ウォーキング」でも十分に効果があります。

 

たとえば、会社に通う時に1駅前で降りてその分歩く、とか、夕食後に散歩を兼ねて1時間歩くとか、でも構いません。その時間さえ取れない場合は、1日に何回か、10分の散歩をするだけでも効果はあります。それであれば、昼食後とか、仕事の区切りがついた時にできるのではないでしょうか。

 

また、もう一つ考えておきたいのは、身体の代謝量を増やす、ということです。これはすでに常識の範囲ですが、人間が摂取するカロリーと、代謝するカロリーの差で、摂取のほうが多ければそれが脂肪として蓄積されます。逆であれば、身体の中の脂肪が燃焼してカロリーになります。この代謝のカロリーを増やせば、燃焼するカロリーが増えて、内臓脂肪が減るというわけです。

 

とはいえ、特別な体操をする必要はありません。人間には基礎代謝というものがあります。生きているだけで使用されるエネルギーです。これを増やせば、普通に生活していても代謝エネルギーが増えて、内臓脂肪が減っていきます。

 

そのためには、筋肉を鍛えましょう。筋肉が一番エネルギーを使うので、身体の筋肉が増えれば代謝も増えるのです。

 

とはいえ、ダンベルなどを使う必要はありません。テレビを見ながら腹筋をするとか、寝る前に10回だけ腕立て伏せをする、とかで十分です。
散歩と簡単な筋肉の運動、これで内臓脂肪は確実に減っていきます。